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kane
先日、家族そろって待ちに待ったキャンプに出かけました。場所は、星がきれいに見える長野県阿智村にある「銀河もみじキャンプ場」。木々に囲まれた静かな場所で、心身ともにリフレッシュできるはず!と楽しみにしていたのですが、初日は夜からあいにくの大雨。
雨音を聞きながらテントの中で過ごす夜は、正直なところ「少し残念かな?」と思っていましたが、それもキャンプの醍醐味。家族みんなで夕食を食べ、自然の中でゆっくりと過ごす時間は、普段の生活ではなかなか味わえない贅沢なひとときでした。
しかし、2日目の昼、奇跡が訪れました。朝はまだ雨が残っていたものの、昼頃から天気が回復。
そして、夕方になってふと空を見上げると、雲が少しずつ晴れてきました。
そして、日が完全に沈んだあと、なんと30分間だけ、満天の星空が姿を現したのです。朝の大雨が嘘のように、空いっぱいに広がる星々がきらめき、まるで銀河そのものが私たちの上に広がっているかのようでした。
家族全員でこの瞬間をじっと見つめました。普段は見ることのできない無数の星々は、言葉では言い表せないほどの美しさ。キャンプ場の名前通り、まるで銀河に包まれているような感覚に、みんなで感動を分かち合いました。(画像では表せられないのが残念。)
その星空を眺める時間は30分ほどでしたが、心に刻まれる体験でした。自然は時に厳しいけれど、こんな風に素晴らしい贈り物をしてくれることもあるんだな、と改めて感じました。
今回のキャンプは、ただのアウトドア体験を超え、家族の絆を深める特別な思い出となりました。
帰りに富士山のほとりまでちょっと足を延ばして雲をイメージする建物で有名な「ほうとう不動東恋路店」でほうとうを食べて、さらに満足して帰路につきました。